幼児科の締めくくりとして行われるグレード。この2年間でどれだけ、弾けるようになったか、というテストです。母も子も初めての体験です。このヤマハ幼児科グレードについて、レポートします!
グレード試験の連絡
12月頃(試験の2ヶ月ほど前)だったと思います。レッスンの先生から、1月の終わりの日曜日にグレードという試験があります。と連絡がありました。
「えー!試験?大丈夫かしら。。。」なんて思っていましたが、先生からは、特別にこの試験のために時間をかけて練習しなくても大丈夫ですよ。いつも通りの練習でリラックスして臨んでくださいね。と言われました。
グレード試験の内容
① ぷらいまりーの中から、好きな歌を1曲選んで、1番だけ歌詞付きで歌う。
② ぷらいまりー3か4から、好きな曲を2曲選んで、弾く
③ 「はと」という曲で、左手の和音を自分の好きな和音で選んで、弾く
④ 先生が弾いた和音を耳で聴いて、答える
⑤ ②で選んだ音符を楽譜を見ながら読む
幼児科のグレードはこのような内容です。
試験料は3,000円です。
グレード試験まで
先生に言われた通り、特に特別な練習はしませんでした。
もともと、ピアノが弾けるようになってほしい…という勝手な親の願望で長女には通わせていたので、長女自身が乗り気というわけではありませんでした。(今でも)
なので、積極的に家でも練習するという感じではなかったので、ごくごくいつも通り。レッスンの復習をして日々過ごしていた感じです。
ただ、保育園へ行くまでの約10分間の車の中では、歌う曲をかけたりはしていました。
いよいよ当日
あっという間に当日がきました。私も長女もそんなに緊張している感じではなかったのですが、長女の人生初の試験!ということで、私と父で「がんばれ〜!」と朝は声をかけました。
会場はいつものレッスンの場所ではなかったので、早めに出発しました。そして、30分前に到着。
大きな商業施設の中にあるレッスン会場であったため、駐車場を探すにも一苦労。会場までたどり着くのもまた一苦労。なんだかんだで、いい時間になりました。
受付で、名前を言うと、時間までお待ちください、とのこと。
約10分くらい待合で待ちました。
長女の様子は、すこーし緊張しはじめている様子だったので、いつも通りで大丈夫だよ!と声をかけました。
3歳の次女も同席しても良いとのことだったので、連れていきました。こちらは、緊張感全くなし(笑)
時間になったので、試験会場へ。
いつものレッスンの先生に名前を呼ばれ、入室。
中には、試験官の先生がいて、すごく優しそうな女性の先生だったので、一安心です。
挨拶をして、いざ!
グレード開始
まずは、歌。
あらかじめ選んでいた曲を、自分で発表して、先生の演奏で歌います。
もともと声が小さい長女でしたが、歌い始めてから緊張がとけ、大きな声で歌うことができました。
よく考えたら、プロの先生の生演奏で歌えるなんて贅沢ですよね。
次に、和音。
先生がピアノで和音を弾いて、何の和音か答えるテストです。
ドミソ、シファソ
ファラド、ミシド
ソシレ、ファドレ
など、パターンは決まっていて、いつものレッスンでやっている通りに答えれば、大丈夫でした。
あとは、先生が弾いたピアノの音符を答えるテストもやりました。
次は、選んだ曲を2曲。
「こぐまのマーチ」と「おはよう」を選びました。
右手のドレミの部分を歌いながら弾いてね、と言っていたので、本番でも歌いながらバッチリ弾けました。
お次は、「はと」
これは、必ず弾かないといけない課題曲で、左手の和音を自由に選べます。
上手に弾けたかなーと思いきや、最後、少し間違えてしまいました。
でも、間違えてもそのまま続行です。
これで、全ての試験は終わりです。所要時間は約10分。あっという間に終わりました。
先生からの講評
全て終わると、あとは先生からの講評を聞きます。
お歌が上手に歌えていたよ。高い音も綺麗に出ていたね。お歌が上手に歌える子はピアノもすごく上手になるからね、これからも頑張ってね。
と言ってもらえました。長女も安心した様子です。
そして、2年間お母様も共に頑張ってこられたからだと思います。大変だと思いますが、これからも一緒に頑張っていってくださいね。
と言ってくださいました。少し、うるっときてしまいました。
長女もイヤイヤながら、2年間よく頑張ったな、と抱きしめたくなるくらい愛おしくなりました。前日まで憂鬱そうな感じでしたし、練習もやらないので、どうなることかと思いましたが、本番ではびっくりするくらいちゃんとできて、感動しました。
まとめ
初めての試験で少し緊張しましたが、特に難しい試験ではなく、普段通りで全然大丈夫だと思いました。
毎週レッスンを受けて、その復習さえできていれば、全然クリアできる試験です。
これから、初めてグレードを受けるお子様を持つ保護者さんの参考になれば嬉しいです。