夏休み 子どもの読書感想文

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夏休みの宿題で一番憂鬱なもの…それは、読書感想文!
絵や工作ならいくらでも作れる!ドリルだって何ページでもやれる!
しかし、、、読書感想文だけは憂鬱の種なのです。。。

みなさん、読書感想文ってどうやって書いているんでしょうか。。。?
うちの子は、めっぽう苦手でして毎年この宿題に悩まされています。

まず、本を読む習慣がない。
学校の図書の授業でも借りてくるのはいつも漫画。笑
ドラえもんが特に大好き。同じ漫画をもうかれこれ30回くらいは読み直している。

はじめは、漫画でも字を覚えるからいいかなと思っていたのですが、やはり活字の本というのは大切で、情景を思い浮かべながら本を読むと表現力や想像力が広がりますし、文章における単語をたくさん覚えられるのです。

登校日前日に1日かけて書き上げた

そんな長女ですが、読書感想文をどうやって仕上げたか?

登校日前日、朝から1日かけて感想文を一緒に仕上げました。
まず、朝の9時から本をもう一度読みました。
今回は課題図書になっている「ライスボールとみそ蔵と」にしました。

今日までに本は子ども1人で読んだのですが、私が読んでいなかったため全ページを一緒に音読しました。
この時点で、午前中が終わりました。。。笑

お昼を挟んで午後。

私も読書感想文子どもの頃は苦手でしたね〜。
そんな私も企業さんのコラムのページを担当しているんだから、大人になれば誰でも文章は書けるようになるのです。

読書感想文の書き方を検索してみると、スラスラシート的なものがありました。
質問形式で、それに答えていくと文章が出来上がり、それを最後に原稿用紙にまとめると読書感想文が完成する、というものです。

これだ!と思ったのですが、、、質問にも「え〜わからない。。。」と答えられない状況でお手上げでした。

さて、どうしたら良いのか。

では、私との会話形式で感想を引き出していこうと思いました。

まず、冒頭は本を選んだ理由とかあらすじを書こうと思い、

「なんでこの本を選んだの?」と聞くと
「課題図書だったから。」

チーン。

なかなか書けるような理由が引き出せないな。。根気強く

「課題図書も何種類かあるけど、なぜこれにしたの?」と聞いてみました。すると、
「みそ蔵って何か知らなかったから、どんなんかなーって思って。」と言いました。

これを選んだ理由にすることにしました。

「この本は、どういう内容のお話だった?」と聞くと
「ユキちゃんがジュンの家に来て、そのお礼にユキちゃんがご飯を作ってくれた話。」

う〜ん、あらすじとしては本の内容を知らない人にはさっぱりわからない。

というわけで、私も内容を読んだので、根気強く深掘して質問に質問を重ね、ノートに言葉をメモしていってもらいました。

「一番印象に残った場面はどこ?」とか
「この時、主人公の男の子はどう思ったと思う?」とか

あの手この手で、質問をしてなんとかメモだらけのノートが仕上がりました。

まとめの作業

この長女から引き出したたくさんの言葉や文章を今度は原稿用紙にまとめていかなくてはなりません。
これが、また大変で。。。

じゃあ、まずあらすじを書いていこう、と言ったものの、文章が散らかっていて読めたものではありません。それをまた、文章として成り立っている形に直してから清書してもらいました。

本を選んだ理由

あらすじ

一番印象に残った場面

次に印象に残った場面

主人公の気持ちが表れているシーンを探して、自分だったらどうするか?などの感想

この本を読んで、思ったことや全体の感想

の構成で、ようやく読書感想文が完成しました。

体力と精神力が削られた。。。

向いてないもの同士で感想文を書いたので、お互い神経すり減らし、終わった頃にはぐったりと疲れてしまいました。

同じ学年の子でも、一人で読んで一人で文章をスラスラと書ける子がいるので、羨ましいです。
ですが、子どもにはそれぞれ個性があって、うちの子にはうちの子の得意なことがたくさんあるので、こればかりはしょうがないです。

来年は、絶対に読書感想文教室などを早期に予約してプロに頼もうと心に誓いました!笑


ですが、一緒に本を読んで2人で仕上げてみたら、「みそ汁飲みたくなったね〜」という話になって、みそにぎりとみそ汁を作ってあげました。

仕事?勉強?の後のご飯は美味しかったです。笑



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